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【イベントレポート】11/11(月)『ショウタイムセブン』完成報告イベント
11/11(月)13時からスタートした映画『ショウタイムセブン』怒涛の7時間連続解禁。緊迫のメインビジュアル解禁に始まり、豪華追加キャストの発表。併せて予告編が解禁されるとSNSではアドレナリン噴出のスリリングな展開に興奮するコメントが殺到!
そんな連続解禁企画の締めくくりとして、主演の阿部寛さんをはじめ竜星涼さん、生見愛瑠さん、井川遥さん、吉田鋼太郎さんご登壇の映画『ショウタイムセブン』完成報告イベントをesports銀座studioにて開催いたしました。
劇中の国民的ニュース番組『ショウタイム7』にちなんで、イベントは夜7時からスタート!『ショウタイム7』の元人気キャスター・折本眞之輔役の阿部さんは「緊張感と臨場感のある撮影でしたが、来年2月7日の公開を楽しみにしています」と完成に喜びのご様子。劇中の緊迫感あるシチュエーションについては「こんな状況にはなりたくないなと思います。生放送の番組で追い込まれて、しかもそれを視聴者に見られながら実況中継をして。その追い込まれ方が凄い。今までこんなに追い込まれたことはないです」といまだかつてなくスリリングだと述べられました。
キャスター役初挑戦となる阿部さんは「これまでキャスター役は避けていました。難しいと思うし、番宣で出る時もアナウンサーやキャスターの方に尊敬しかないです。だから自分は出来ないと思って避けていました。でもこの歳になって色々な役をやり尽くしたので、そろそろこのハードルに挑戦したいと思いました」と引き受けた理由を明かし、「撮影中は伝える難しさを意識して、キャストと前もって集まって舞台形式で稽古をしたりしました。どうやって緊張感を出すのか試行錯誤していました」と回想。本読みの際は「(竜星さんと井川さんが)僕よりも先にキャスターとしてのセリフがちゃんと出来ていたので、僕はやり辛かったです」と笑いながら振り返られました。
折本の後任である『ショウタイム7』の正義感溢れる若きキャスター・安積征哉役の竜星さんは「阿部さんの圧倒的存在感と阿部さんが折本同様にリーダーシップを取ってくれるので、僕自身も役がリンクして自分の立場が脅かされるのではないかと感じました。その反面、先輩ですがチャーミングな部分もあるので、緊張がほぐれて撮影現場で過ごしやすかったです」と座長に感謝されました。連続ドラマ『VIVANT』以来の共演となる竜星さんについて阿部さんは、「生意気な役で、そのスイッチが入った時の竜星さんの演技は目が覚めるようでした。成長も感じましたし、現場で一緒に仕事をしていて気持ちが良いですし、いい意味で生意気だなと思います。今日も僕よりも派手な衣装を着ているし、失礼だなと(笑)。そんなところも好きです」と冗談を交えながら信頼を口にされていました。
爆破テロ事件に巻き込まれる『ショウタイム7』の新人アナウンサー・結城千晴役の生見さんは「始まりから終わりまで緊張感とスピード感が凄くて一瞬で観終わりました。もう一度見返したくなる作品です」と完成に太鼓判を押されました。出演にあたっては「全力で取り組もうと、知り合いのアナウンサーに読み聞かせを付き合ってもらったりしました。自分の肺活量の問題から取り組みました」と熱演をご報告。
爆破テロ事件の現場で真相に迫る記者・伊東さくらを演じた井川さんは「どんどん追い込まれていく状況が折本の栄養になって、そこからアドレナリンが出るような折本節が炸裂。見ていてワクワクしました」と本編を鑑賞して大興奮のご様子。久々の共演となる阿部さんについては「シリアスシーンもコメディシーンもどうやったら良く映るのかを研究していて、それを見ている時間が新鮮でした」と振り返られました。
視聴率が全ての『ショウタイム7』のプロデューサー・東海林剛史役の吉田さんは、阿部さんについて「阿部さんは自分の部分は撮り終えているのにも関わらず、ブースにいてくれて僕の撮影に付き合ってくれて恐縮でした。改めて凄い俳優だと思いました」とリスペクトの念を示されました。かつて共演したことのある生見さんについては「以前共演した時は10代でイメージも“めるる”だったので、まさかその“めるる”が演じているとは思わず、本物の局アナを連れてきたのかと思いました。最終日になって初めて“あの、めるるなの!?”と思ったくらいです」と、その成長に驚いていました。
スタジオシーンの撮影では、リアリティを出すために実際に報道番組に携わるクルーに協力を仰いだとのこと。竜星さんが「スタッフさんの動きや指示の飛ばし方が本物で、まるで実際の生放送に行ったような気分でした。そのヒリヒリした緊張感が演技を後押ししてくれました」と振り返ると、阿部さんも「スタジオのカメラと映画撮影用のカメラがあって、役としてスタジオ用のカメラを見なければいけないので、途中からどっちがどっちなのかわからなくなりました。その緊張感も映し出されているはずです」と予告。
そんな阿部さんを窮地に追い詰める犯人を演じた俳優は明かされてはいないが、阿部さんは「過去に共演したことのない方だったので、共演してくださるんだと思いました。その方が犯人をやったらきっとすごい内面性が出て面白いだろうとも思いましたね。そして実際に登場した際は凄い迫力でした」と名前を伏せながらも期待を煽っていました。
映画の内容にちなんで「命がけの体験談」をそれぞれ発表。阿部さんは「作品は言いませんが、道なき道を10時間くらいかけて行かなければならない撮影がありました」と『VIVANT』匂わせをしながら「悪路で車のタイヤも4回くらいパンクするし、寝ていたらガクン!となって首をやる。これは命が危ないと思いました。でも人間は凄くてそんな状況下でも寝る技を考える。ドライバーさんの緊張感でガクン!となる瞬間もわかるようになって、もうその状況の方が良いような気持ちになりました」と悟りを開いていました。
竜星さんも「僕も作品は言えませんが…砂漠があって周りに何もない環境で、撮影後にシャワーを浴びようとしたらお湯が出ずに水でした」と打ち明けられました。これに阿部さんは「たぶん俺が先にお湯を使ったんだろうね。早い者勝ちだから(笑)」と『VIVANT』でのエピソードであることをまた匂わせていました。
生見さんは「10時間のフライトで私の席だけリクライニングが出来なかったんです」とションボリ体験を告白。井川さんは「出産です。痛みの中で呼吸を省エネモードにしたのを覚えています。もう乗り越えられない!と思った時に産声が上がりました。助産師さんからは『今までで一番静かなお産だった』と言われましたが、消耗しないように小さい声を出しただけです」と照れ笑い。一方、吉田さんは「日々仕事は命懸け!」と語られました。
最後に主演の阿部さんは「映画を観ている最中に臨場感を味わっていただけるはずです。ハラハラドキドキの映画です。皆さんに楽しんでいただきたいです」と呼びかけられ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。